017.原始反射 恐怖麻痺反射(FPR)

「赤ちゃんの筋肉の発達とパーソナルスペースについて」

原始反射は、未熟なままに生まれてくる人間に備わっている感情を介さない反応のことです。
本日紹介する「恐怖麻痺反射」は、受胎後5週から12週の頃に出現し統合される母胎内反射です。

妊娠中は、お母さんが穏やかに過ごすことや栄養バランスを考えた食事が重要です。
赤ちゃんは、お母さんの不安や緊張を感じ取り、筋肉を強く収縮させてしまうことがあるためです。

妊娠初期に、身体・感情・認知面の安定がなされていることが、お子さんの著しい成長をみせる時期の筋緊張の緩和に繋がります。
恐怖麻痺反射は、筋肉の緊張に加えて、お子さんの「パーソナルスペース」の課題にも影響を与えます。

常に緊張や不安、恐怖心が強く自己肯定感が低いお子さんには、ぜひ次の運動をお試しください。

◎呼吸を楽にする「お花紙の吹き上げ」

◎不安感を和らげる「湧泉の8の字マッサージ」

発達の遅れがある子どもたちの“見えづらい困難さ”に対して、運動によるアプローチと療育研修を実施しています。
原始反射講座は、全国で開講中ですので、ホームページよりお気軽にご連絡ください。

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原始反射講座 東京開催 平日3日間コース
https://coubic.com/geniuslove/2390028
2024年6月5日(水)12日(水)19日(水)
各日とも9時から15時

本講座で提供する原始反射一覧
🔳 Aコース モロー反射、緊張性迷路反射、口唇吸啜反射
🔳 Bコース 恐怖麻痺反射、ペレーゼ反射、ランドー反射
🔳 Cコース ガラント反射、足底把握反射、手掌把握反射
🔳 Dコース 非対称性緊張性頸反射 対称性緊張性頸反射
🔳 Eコース 立ち直り反応、パラシュート反応、両生類反射

 

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016.原始反射 口唇吸啜反射

「哺乳の基礎となる口の反射と離乳食」

原始反射は、未熟なままに生まれてくる人間に備わっている感情を介さない反応のことです。

赤ちゃんは、お母さんのおなかの中にいる時から口の反射を発達させています。

◆食べ物ではないものに興味関心を示す
 毛布やタオルの端を舐める・吸う
 黄色い帽子のゴムを舐めて伸ばす

◆偏食や食べこぼしがある
 白い食べ物を好み野菜が苦手
 口に食べ物を含むが飲み込みが難しい

口まわりの感覚過敏があり、食べられるものに制限がでることがあります。
反対に、感覚の鈍麻があり、食べこぼしや

簡単な運動で、口唇吸啜に関わる原始反射を統合し楽しい離乳食の時期を過ごしてください。

◎「あいうべ体操」で舌を上手に動かして、口と舌のトレーニングをしましょう。
◎「∞マッサージ」で口まわりの過敏さを和らげ食生活を楽しみましょう。

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各日とも9時から15時

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🔳 Bコース 恐怖麻痺反射、ペレーゼ反射、ランドー反射
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015.原始反射 緊張性迷路反射(TLR)

「首の使い方と身体の軸の安定について」

原始反射は、未熟なままに生まれてくる人間に備わっている感情を介さない反応のことです。

首にある緊張性迷路反射(TLR)は、母胎内から出現し出産時に発達します。

◆前方TLRは、首のすわる4カ月頃に消失し、次の動きに統合されていきます。

◆後方TLRは、3歳頃までにゆっくりと消失して、身体の軸を整えるはたらきをします。

歩行や姿勢と関わりの深い原始反射なので、身体の前後の動きを調整するようにできています。
高所恐怖や球技などの運動に苦手意識を感じる子どもたちに残存の理由が隠されています。
首の前後の動きをスムーズに出来るようになる事で安定した動きや姿勢が手に入ります。

帝王切開で生まれたお子さんや、運動が苦手なお子さんの「固有受容覚」を育む簡単な運動をお伝えしています。
首の緊張が強い方には、首へのアイソメトリックトレーニングをお勧めしています。

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各日とも9時から15時

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014.脳の機能と運動の繋がり Part3「大脳新皮質」

「計算能力や空間認知を向上させる正中交差運動 クロスクロール」

発達の遅れがある子どもたちの“見えづらい困難さ”に対して、運動によるアプローチと療育研修を実施しています。

黒板の文字を書き写す、100マス計算を行う、読書やコミュニケーションの苦手意識にも、ブレインジムは活用しやすい教育メソッドです。

人間の脳は、生存の本能に関わる脳幹、感情のコントロールを行う辺縁系、微細運動や認知と関わる大脳新皮質の順番で発達していきます。

就学後にさらに発達する脳が新皮質の部分で、全体像を司る右脳(ゲシュタルト脳)、詳細を捉える左脳(ロジック脳)が、あります。

両脳が同時に使えることで、全脳型学習のスタイルが手に入り、計算・読書・発語などがスムーズになることが分かっています。

そのためにも、学習に困難さのある子ども達には、視覚・聴覚・触覚などの活性化と同時に、正中交差の運動を実施することを推奨しています。

身体の中央部分を手がクロスする全身運動で、赤ちゃんのハイハイを基に考案された「クロス・クロール」をご紹介します。

右手を左膝にタッチ、次に左手を右膝にタッチして、足踏みをするように動きを繰り返します。

身体が安定するまでは、座って実践するとよいでしょう。その後で、立ち上がり実施してみてください。

音楽をかけたり、歌を歌いながらクロス・クロールをすることで、楽しく継続できると思います。

ブレインジムをトータルで学ぶ ハワイ島公式コース受付中
肥沃な大地と海の中で、心身のバランスを整える
26種の運動を学ぶ7日間 ①7/29-8/3 ②8/3-8 

ハワイ講座の詳細は、こちらのホームページで紹介しています。
https://www.geniuslove-tour.com/

 

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013.脳の機能と運動の繋がり Part2「辺縁系」

「感情のコントロールをサポ-トする三叉神経タッピングについて」

辺縁系は、感情の安定やホルモン分泌、記憶などにも関わる働きをもっています。

主に2歳前後から大きく発達していくため、イヤイヤ期はとても重要な自己表現の機会になると言えます。

言葉で上手に表現することができない時に癇癪をおこしたり、噛みついてしまったりすることもあるのが、この時期の特徴です。

このような状況の時に子どもの様子を観察してみると、顔まわりの筋肉の緊張がとても強いことが分かります。

アゴの噛みしめがあったり、目が一点に集中していたりして、冷静に話を聴くことができないといった状態です。

そこで、顔に通っている三叉神経上に優しくふれる3種類のタッピングをご紹介します。

これは、発達促進と感情安定を目的として創始された「ビルディング・ブロック・アクティビティ(BBAs)」とよばれる手法です。

指先2〜3本で、それぞれのポイントに優しくふれ、交互にタッピングをしていきます。

①こめかみのタッピング
②小鼻の横のタッピング
③顎関節のタッピング

目や耳のまわりの緊張がほぐれ、傾聴能力が高まることで、心が穏やかになる経験をしていただけたら幸いです。

実際にBBAsの動きをオンライン体験できる機会「MBLフェスティバル」を開催します。

ご家族、ご友人、職場の皆様と一緒にご参加ください。

6月1日開催 日本MBL協会主催 BBAs体験会 
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012.脳の機能と運動の繋がり Part1「脳幹・小脳」

「安心・安全感を育むストレッチ」

身体・情動・認知を高めるためには、副交感神経を優位に保ち、リラックスの中にある集中を感じることが大切です。

心拍や血流、欲求のコントロール中枢である「脳幹・小脳」は、危険を察知する能力をもっています。

自分が安全を感じることの出来ない空間(場所)や人との関りを強いられることで、脳は固まってしまい動けなくなることもあるのです。

就学前のお子さんでは、ケンカや癇癪をおこしてしてしまうこともあり、これを闘争逃走反応と呼んでいます。

このような時には、筋肉は緊張し、呼吸も浅くなりがちです。

そんな時にオススメの運動は、アキレス腱伸ばしや、肩のストレッチです。

筋肉の緊張がほぐれることで、心の緊張もほぐれ、現実をみきわめる余裕も生まれてきます。

お子さんだけでなく、支援職・指導職に就く方々も、1時間に1回位は心地よく身体を伸ばして気分転換をはかってください。

国内外のリゾートにて、支援者向けのリトリートツアーを開催しています。

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011.原始反射と子どもの発達 Part.3「ATNR&STNR」非対称性緊張性頸反射・対称性緊張性頸反射

「原始反射の残存と発達促進につながる運動」

神経学的には、歩き出すことで原始反射は消失するとされていますが、統合の時期には個人差があります。

目と手の協応に関わるATNRが残存していると、ボール遊びやスキップ、縄跳びなどの身体の協調性を必要とする運動に困難さが観られます。

神経発達症の診断を受けているお子さんの50-70%に協調運動障害があるというデータがあるため、シンプルな運動で原始反射を統合に導くことが発達促進につながります。

寝返りや四つ這いと関わる「ATNR・STNR」の動きの困難さを協調運動「クロス・クロール」を用いてなめらかにすることを推奨します。

反射的な挙動は、障害ではなく脳の使い方の特性や、運動の経験不足であると私は考えています。

脳の活性化を促す運動を用いて、シナプスをつなげていくことで、発達の土台づくりができるため、発達課題に応じた運動提案が重要となります。

水野さんのように「股関節脱臼」があり、装具をつけていたことで、動きが阻害されるケースもあり、運動の苦手意識につながることもあります。

姿勢観察を通じて、言葉にしづらい本人の困り感を読み解き、未発達な反射を統合に結び付ける運動療育支援は、心身に優しいアプローチといえます。

 

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010.原始反射と子どもの発達 Part.2「パーマー反射」

「運筆や不器用さの解消と原始反射」

一人歩きができると消失すると考えられている原始反射ですが、何らかの理由で統合されずに身体に残ることがあります。

それにより、触覚や聴覚などの五感の過敏さや、バランスが取りづらいなどの困難さが観られます。

手のひらを刺激すると指を握り込む反応である、「パーマー反射」が残存することで、微細運動の苦手意識につながります。

今回は、お箸や鉛筆を上手に使えない子どもたちへの、「手の平8の字体操」をご紹介します。

筋肉の緊張が強く細やかな動きができないことで、腕の疲れや肩こりなどにつながることもあるのです。

パソコン操作やピアノを弾くことにも応用できる、シンプルな原始反射統合運動をぜひお試しください。

 

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009.原始反射と子どもの発達 Part.1「モロー反射」

「聴覚と平衡感覚の発達について」

発達や成長に必要な原始反射は、脳が未熟な赤ちゃんが生存のために身についている反応です。

音に敏感でバランス感覚を育む・・・モロー反射
上半身と下半身の協調性を育む・・・脊髄ガラント反射
手のひらの開閉で微細運動を育む・・・パーマー反射

などが、よく耳にする原始反射ではないでしょうか。

初回は、傾聴能力や平衡感覚と関わりの深いモロー反射の統合を支援する「耳の運動」をご紹介しています。

発達促進につながる原始反射統合運動は、原始反射講座で学ぶことができます。

 

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008.集中力や記憶力を高める発達支援

「神経発達症の診断をうけたおこさんの発達促進」

興味関心が色々と移りやすく、集中できる時間が短い子どもたちがいます。

授業に必要な準備を忘れたり、宿題をしてこない、不器用さのある子どもたちもいます。

これらの状態は、怠けているのではなく脳の使い方の特性であると私は考えます。

そのため、詰め込み型の学習を強いることで解決するのではなく、

脳幹や小脳、辺縁系の活性化を促す運動を用いてシナプスをつなげていくことで

発達の土台づくりをすることが、子どもにとっても保護者にとっても心身に優しいアプローチであると言えます。

第8回では、集中力・記憶力UPのための運動をご紹介しています。

ブレインジムやBBAsには、一人一人の発達に合わせた運動選択の技法があり、「粗大運動・微細運動・柔軟運動」をバランスよく組み合わせて支援をします。

目的意識をもち、身体の痛みや気持ちの安定をはかることで、自発性が育まれ、学習意欲の向上にもつながるのです。

子どもたちが、興味関心のあるクラブ部活動や芸術活動を通じて、「出来た!分かった!」という成功体験や気づきが得られることで、社会参加がより楽しくなることでしょう。

 

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